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フォームを自動入力してくれるChrome拡張機能【UltraForm】
2020.11.27
問い合わせフォーム営業で手入力でフォームの項目を埋めるのって時間がかかりますよね。
はっきり言ってかなりダルい作業です。
送信する文章は毎回同じなので、コピペをひたすら繰り返す作業です。
単純作業が苦手なので30分もやると気がヘンになってきます。
コピペのしすぎで翌日には腱鞘炎なります。
今回は、そんな方に役立つChromeの拡張機能『Ultra Form』について紹介したいと思います。
目次
Chrome拡張機能『Ultra Form』の概要
今回紹介する『Ultra Form』は、Google Chromeというブラウザーの拡張機能(アドオン)をインストールして利用するツールです。
こちらのサービスは国産となっており、日本の株式会社CODE COMPANYという会社が運営しています。
日本のサービスということで、完全に日本人向けで特化しているので期待できます。
利用開始までにはいくつかのステップがありますので、解説していきます。
基本的にできることは1つで、『問い合わせフォームにあらかじめ設定しておいた内容を自動入力する』という一点です。
公式のキャッチコピーは
『初めて訪れたサイトでも、お問い合わせフォームの自動入力が可能。』
これはシンプルにすごいですね。
おそらくですが類似サービスは他には無いのではないでしょうか
SF作家のクラークさんが言ってた「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」
まさにそんな魔法のようなツールです。
Chrome拡張機能『Ultra Form』の使い方
利用開始までにいくつかのステップがありますが、どれも簡単で5分程度で利用開始できます。
それでは手順を解説していきます。
0.サービスサイトで会員登録をする
『Ultra Form』は無料のサービスですが将来的には有料プランを用意するとのことで、会員登録が必要となります。
現時点でクレジット情報などの入力はないので楽です。
まず『Ultra Formサービスサイト』へ移動して無料トライアルのユーザー登録をします。
パスワード再設定機能があるので、メールアドレスさえ間違えなければパスワードを忘れていても大丈夫です。
登録に成功しますと、ログインした状態になります。
この画面は後でまた使うので、閉じないでください。
1.Chrome拡張機能の追加
『Ultra Form』のページへ移動し、『Chromeに追加』ボタンを押せば完了します。
※下記の画像を参照
2.拡張機能のオプション画面を開く
追加するとChromeの右上に拡張機能のボタンが表示されます。
これをクリックすると拡張機能のポップアップが出てきて、
早速『自動入力』という文字が出てきて気持ちがはやりますが、今はまだ押しません。
『オプション』というボタンがあるのでクリックします。
※下記の画像を参照
3.サービスサイトで認証トークンをコピーする
会員登録を行ったサービスサイト側での作業です。
認証トークン作成画面に行きます。
コピーするボタンがあるのでクリックします。
※下記の画像を参照
4.拡張機能のオプション画面で認証トークンを入力する
拡張機能のオプション画面に戻って、左側にある認証トークンの項目に先ほどコピーしたトークンを貼り付けます。
その直下にある『認証』ボタンをクリックして成功と出れば問題ありません。
※下記の画像を参照
5.拡張機能のオプション画面で、自動入力したい内容を設定する
いよいよ作業終盤です。
各項目に自動入力したい文字を入力していきます。
自動入力しない箇所はそのままスキップで大丈夫です。
名前や電話番号が細分化されてるのは気になりますが、フォームも色々なタイプがあるので仕方がない部分ですかね。
入力したらオプション画面の一番下にある『設定を保存ボタン』をクリックします。
ここも成功と出れば問題ありません。
※下記の画像を参照
6.サービスサイトでの『入力テストフォーム』で自動入力をテストする
それでは早速、自動入力が使えるかテストしてみましょう!
こちらが自動入力テストの問い合わせフォームとなっていて、かなりたくさんの項目があります。
※下記の画像を参照
この画面を開いて、拡張機能のアイコンをクリックして出てきたポップアップをクリックし、『自動入力』のボタンをクリックしましょう。
ポップアップに『リクエスト送信成功』と出て設定した項目が自動入力に成功してればテスト完了です。
体感的には1秒以内に自動入力が完了するので、それ以上時間がかかる場合は画面のリロードをしてみましょう。
※下記の画像を参照
その他の機能
Chromeの拡張機能『Ultra Form』について基本的な使い方を説明してきました。
その他にも機能があるのでご紹介します。
1.URLクリック効果測定レポート
問合せフォーム営業した送信先の会社が貼り付けたURLをクリックしたかどうかを測定していて、送信したURLがどれぐらいクリックされてるかを確認できる機能です。
自分が送信した営業メールの反響率なんかを確認するのに使えそうです。
2.CSV供給・A/Bテスト機能(法人プラン限定)
CSV供給は、あらかじめ作っておいたリストをCSVで流し込んでおき、一括でタブを開いて送信することができます。
ここで送信した情報は管理画面に送信済みとして同期され、送信ステータスの変更を記録しておくなど色々できるようです。
どっちのパターンの方が反応が良いかを比べてみて、調べることをA/Bテストと呼びます。
例えば、2パターンの文面のどちらが有効かを比較するためにA/Bテストにかけてみましょう。
URLクリック効果測定機能のレポート画面でパターンごとの反響率を確認しながら、効果が出た方の文面を使うだけです。
この繰り返しで、営業活動のPDCAを回していけばすぐに何らかの成果が現れるはずです。
フォーム営業はどの程度うまくできてるかを測定するのが難しいのですが、URLクリック効果測定機能とA/Bテスト機能を組み合わせると、『データを元に改善していくフォーム営業』ができそうです。
3.入力パッド
自動で入力できなかった箇所を入力するのがめんどうですね、そんなときは入力パッド。
入力したい欄をクリックすると、パッドが画面上に出てきて、入力したい項目をパッドで選択すると、欄に入力されます。
名前欄をクリックして、パッド上の[名前]ボタンを押すと、名前欄に名前が入る。というイメージです。
うまくいかなかった時の、手入力やコピペ作業が楽になるのが画期的ですね。
4.設定のダウンロード・インポート機能
『Ultra Form』では保存した設定をファイルに書き出せる機能と、その設定を読み込む機能があります。
設定をインポートする機能は、送信内容(プロフィール)を分けたい場合などに便利ですね。
こちらは拡張機能のオプションで利用できます。
5.管理者機能(法人プラン限定)
法人の管理者向けの機能というのが、
従業員が作業をする場合に、管理者が稼働状況を一覧することができたり、稼働者個別の稼働状況、日ごとのレポート、効果測定のCSVをダウンロードできたりなどなど
こちらでは説明しきれないので、これ以上知りたい場合はCODE COMPANYの担当者に直接ZOOMで聞くのが手っ取り早いと思われます。
気になる点
導入は簡単で無料で登録できるので、手軽に試してみることができました。
ただ、100件ぐらい送信してみると分かるのですが自動入力の内容がおかしかったり、全く入力されないケースがあります。
この点は改善の余地があるところでしょう。
とはいえ想像以上に自動入力に成功するので、お問い合わせフォーム営業が効率化されることには変わりありませんね。
まとめ
今回は、フォームを自動入力してくれるChromeの拡張機能『Ultra Form』のご紹介でした。
問い合わせフォーム営業の効率化に最適化されたツールで、送信件数が多いほど、役に立つツールだと思います。
問い合わせフォーム営業をもっと楽にしたいな〜と思ったら是非使ってみてください!
弊社『株式会社CODE COMPANY』では、問い合わせフォームへの入力作業を自動化して、1秒でフォームを埋められる『Ultra Form』を提供しています。
無料トライアルができますので、ぜひお試しください!
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